2018年8月8日水曜日

ハローワークの求人 月給だけにこだわってはダメ!【知っとこう!】失業保険のもらい方

ハローワークにいって、ハローワークで印刷した求人。
中央の上の所に、a+b 200,000~30,000といった風に支給額という形で賃金が出ています。
この金額が働いたらもらえる1ヶ月の給料ということになりますね。でもちょっと注意してください。
お給料はこの金額ではだけではないということがあります。


ハローワークの求人 月給だけにこだわってはメだ!



出典:ぱくたそ





【知っとこう!】ハローワークの求人票の賃金は3種類



ハローワークの求人 これって際にもらえる額?


まず最初に、ハローワークの求人票に記載してある、金額、これは実際にもらえる額なの?

ハローワークの求人票に記載してある金額というのは、社会保険料等が徴収される前(いわゆる天引きされる前)の、総支給の金額になります。

ですから、手取り金額というのはもっと下がることになります。

ハローワークの求人 どれくらい引きされるの?


ハローワークの求人に限らず、雇われた場合にひかれる金額は、社会保険料、年金、雇用保険料です。

ざっくり言うと、20%くらい引かれます。

こんなに引かれるの?と思うかもしれませんが、そこはちゃんと社会に還元されているんだと信じて前向きに捉えましょう。

社会保険料というのは会社が半分を負担してくれているものになりますのであなたの給料から引かれた社会保険料の倍のお金を国に納めています。

引かれることを嫌って国民保険、いわゆる国保で働くのを希望される方がいらっしゃいますが、国保の方が実は積み立てる金額が少なくなりますので、ちゃんと社会保険に入って、会社に倍の金額を払ってもらって、老後に備えましょう。

ハローワークの求人 ずいぶん額に差があるのだけれど?


例えば、200,000~300,000といった風に金額にずいぶん差がある求人もあります。

金額に大きな差があると、やはり不信感が出てきますね。
一般的には、差額が50,000程度までくらいにになっている求人のほうが、信頼はおけることが多いです。

金額の差が小さい場合は、ある程度欲しい人のイメージがしっかり決められている求人であると言えます。この場合は、相手のイメージのスキルがある人が採用になりやすいと言えます。

逆に、金額の差が大きい求人は、年齢や、経験によって金額が変わることを想定している、つまり、あまり欲しい入のイメージが固まっていない求人、と言えます。

金額の差が大きい求人の場合は、自分がどのくらいの評価をしてもらえるのか、面接時、採用内定時などに確認するようにしましょう。


ハローワークの求人 額だけにこだわるなってどういうこと?


月平均労働日数にも注目


ハローワーク求人には計算上で割り出した月平均労働日数というのが「月平均労働日数」という形で表記されていますので、確認しておきましょう。

賃金額を、月平均労働日数で割ってみましょう。
 1日あたりの平均単価(日当ですね)が計算されます。
 いくら 総支給額が高い会社でも月平均労働日数で割ってみると日給が下がってしまうことがあります。

年棒レベルでも考えてみよう


次に、1年間にどのくらいもらえるか(年俸レベル)でも確認しておきましょう。
ハローワーク求人票中央部分に「賞与」欄があります。
これはあくまで前年度実績になります、けれども支給された賞与を何ヶ月分で表記しています。

具体的に月給15万、賞与5か月だと、年棒は
 150,000×17か月=2850,000

月給20万、賞与2か月だと、年棒は、
 200,000×14か月=2800,000

1年でもらえるお金は、月給15万円のほうが多い!ということになります。

場合によっては 月の給与が低くても年度の収入は 高くなったりすることがありますので、注意しましょう。


ハローワークの求人 額表記は、ちゃんともらえる分だけ!?

ハローワーク求人票に記載されている、A+B の金額は、普通にその職種で働いたら必ずもらえるお金、ということになります。

A 基本給

勤務したらもらえる金額。

B 定額的に支払われる手当

例えば、医療関係の資格のように、持っていたら必ずもらえる(会社により違う基準です)ものが記載されています。

このAとBはその求人で採用になったら必ずもらえる金額ということになります。

C その他の手当等付記事項

条件により異なる場合の賃金はここに記載されています。
ここに記載される事柄は、
営業手当(営業成績により上下するため)
扶養手当(その人の、扶養している人数により変わるため)
などがあります。
この
C その他の手当等付記事項
は、その人その人により違いますが、該当すれば加算される金額になります。

【知っとこう!】ハローワーク求人は、見かけの総額だけにとらわれず、日額ベース、年俸レベル、手当等も確認して、応募先求人を選ぶようにしましょう。


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※失業保険は正確には、「雇用保険の失業給付」となりますが、一般的に「失業保険」と呼ばれますので、「失業保険」と表記させていただいています。



【公開】2018.07

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